北海道日本海側を中心に大雪
2月21日19時5分
冬型の気圧配置が強まり北海道の日本海側を中心に大雪になっていて、石狩市では降り積もった雪が統計を取り始めてから最も多い1メートル79センチに達しました。
札幌管区気象台によりますと、北海道は冬型の気圧配置が強まって20日から21日午前中にかけて日本海側を中心にまとまった雪が降りました。
このうち、日本海側の石狩市では、降り積もった雪が1メートル79センチに達し、気象台が統計を取り始めて以来最も多くなりました。市内では雪が多く降った地区を中心に除雪作業を進めています。
このうち、本町地区では1階部分が雪に埋もれた住宅などもあり、多くの除雪車が出て除雪作業を行っています。
道路脇には雪が高く積もり、中にはバス停の標識がかろうじて見えるほどになっている場所もありました。
住宅の庭で除雪をしていた60代の男性は「朝、起きたら50センチから60センチ近い雪が積もっていてびっくりしました。もう2月も終わるので早く雪も落ち着いてほしい」と話していました。
また、車の雪かきをしていた70代の女性は「これだけの雪は初めてでひどいです。きょう除雪するのは2回目ですがなかなか終わりません。もう疲れました」と話していました。
札幌管区気象台によりますと、北海道付近は冬型の気圧配置は弱まっているものの、日本海側の一部の地域では、21日夜も局地的にふぶくところがあるということで、22日朝にかけて引き続き交通機関の乱れなどに注意を呼びかけています。
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