2月19日 19時23分
大阪・東住吉区の6歳の女の子が、生後まもなく行方不明になり、両親が女の子の児童手当をだまし取ったとして逮捕された事件で、警察は、女の子が生まれた病院を退院してから2日以内に死亡したとみて、いきさつを調べています。
大阪・東住吉区に住民登録がある6歳の女の子は、生後まもなく行方不明になり、53歳の父親と35歳の母親が、女の子の児童手当をだまし取ったとして詐欺の疑いで警察に逮捕されました。
女の子は、平成18年5月に大阪市内の病院で生まれ、6日後に退院しましたが、その際、女の子は健康な状態だったことが、警察への取材で分かりました。
両親は、退院の2日後に出生届を提出していましたが、警察によりますと、この時点で、女の子はすでに死亡していたとみられるということです。
両親は、児童手当を受け取るために必要な書類を6年にわたって毎年提出して、女の子が生きているように見せかけて、合わせて93万円をだまし取った疑いがあるということです。
調べに対し両親は、「娘を殺害した」という趣旨の供述をしたあと、「成育状態が悪く、退院後、車で帰宅する途中に死亡した」と供述内容を変えるなど、あいまいな供述をしているということで、警察は、病院を退院後、女の子が死亡したとみられる2日間のいきさつを詳しく調べています。
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