2月16日 22時37分
去年11月、東京・板橋区のアパートで主婦が殺害された強盗殺人事件で、警視庁が司法解剖の際に外した女性の結婚指輪を紛失していたことが分かり、警視庁は女性の夫に謝罪しました。
警視庁によりますと、去年11月21日、東京・板橋区のアパートで主婦の荒井久美さん(34)が殺害され、財布などが奪われた事件で、事件の翌日、都内の大学病院で行われた司法解剖の際に荒井さんの指から外した結婚指輪を紛失したということです。
指輪は大学病院で袋に入れられ、捜査本部がある高島平警察署に運んだということですが、2日後に袋の中から無くなっていることに気付き、捜査員が警察署内や大学病院、車などを探しましたが、見つからなかったということです。警視庁は去年12月、担当者が荒井さんの夫に謝罪しました。
この事件では無職の松尾元気被告(23)が強盗殺人などの罪で起訴されていますが、裁判への影響はないとしています。
警視庁捜査1課の龍一文課長は「誠に遺憾で、再発防止に努めます」と話していて、警視庁は紛失した経緯を調べています。
Download (PDF, Video): (liên hệ Admin)