2月15日21時29分
世界各地のらん10万株を集めた「世界らん展」が16日から東京で始まるのを前に、15日、開会式が行われました。
「世界らん展」は毎年NHKなどが開いているもので、会場となる東京・文京区の東京ドームには、20の国と地域からおよそ3000種、10万株が集められました。
16日からの開催を前に15日、開会式が行われ、展示された中から優れた作品が表彰されました。
最優秀賞に当たる「日本大賞」には、茨城県つくば市の医師、斉藤正博さんが育てた「フラグミペディウムコバチー」という品種のらんが選ばれました。
斉藤さんが「日本大賞」を受賞するのは3度目です。
この品種は11年前にペルーで発見され、育てるのが難しいとされていますが、斉藤さんの作品は大きさや形、それに深みのある色合いなど、原種を忠実に表現したことが評価されました。
このほか中米の高地に自生し、花の形が猿の顔に見える珍しい品種のらんや、「都会の真中の楽園」をテーマにした華道家の假屋崎省吾さんの作品なども展示されます。
「世界らん展」は16日から今月24日まで東京ドームで開かれます。
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