2月11日 13時7分
緊急報道や番組制作に役立つ最新の放送機器や技術的な取り組みを紹介するＮＨＫの番組技術展が東京・渋谷のＮＨＫ放送センターで始まりました。
テレビ放送が始まって６０年を迎えることしの番組技術展には、ＮＨＫの全国各地の放送現場などで考案された３２の最新機器が展示されています。
このうちロボットカメラの地名表示システムは、ロボットカメラの映像に目印となる建物や地名をリアルタイムに重ね合わせて表示するもので、災害の際の避難の伝達などに役立てることが期待されます。
また災害時の停電に備えて、分解して簡単に持ち運ぶことができ、太陽光発電とバッテリーを使って撮影を続けることができる小型軽量ロボットカメラも展示されています。
このほかにも、緊急報道に小型の携帯端末を役立てるシステムや肩で担ぐタイプのテレビカメラでもＣＧ合成ができるよう開発されたセンサーなど最新の技術が紹介されています。
ＮＨＫ番組技術展は１３日まで東京・渋谷のＮＨＫ放送センターで開かれています。
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