2月10日5時50分
ニューヨークなどアメリカ北東部は8日から9日にかけて大雪に見舞われ、少なくとも2人が死亡し、一時、66万世帯が停電するなど被害が広がりました。
アメリカ海洋大気局によりますとアメリカ北東部は、発達した低気圧が東海岸を北上した影響で、8日から9日にかけて大雪に見舞われました。
9日朝の積雪量は、コネティカット州で96センチ、マサチューセッツ州では71センチに達し、ニューヨーク中心部のセントラルパークでも29センチを観測しました。
この雪の影響で、ニューヨーク州北部で74歳の男性が雪でスリップした車にはねられるなど少なくとも2人が死亡し、8つの州で一時66万世帯が停電するなど被害が広がりました。
また、空の便も4000便以上が欠航したり欠航を決めたりしました。
ただ、雪は9日昼には沿岸部の一部を除いて勢いが収まりつつあり、ニューヨークのマンハッタンでは影響を警戒して休業するなどしていた企業や店の人たちが出て雪かきをする姿も見られました。
ニューヨークの空港でも離着陸が再開され、アメリカ北東部は徐々にではあるものの、平常に戻りつつあります。
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