2月8日 21時33分
長崎市のグループホームで火事があり、入所者の女性2人が死亡したほか、女性2人が意識不明の重体となっています。
消防によりますと、このほかに入所者と職員、合わせて8人が病院に搬送され手当てを受けています。
8日午後7時40分ごろ、高齢者が入所する長崎市のグループホーム「ベルハウス東山手」で火事があり、およそ1時間半後に火はほぼ消し止められました。
警察によりますと、この火事でこれまでに入所者の女性2人が死亡したほか、女性2人が意識不明の重体となっています。
消防によりますと、このほかに入所者と職員の8人が病院に搬送されましたが、詳しい容体は分かっていません。
長崎市などによりますと、このグループホームは平成15年に設立され、4階建ての建物の1階と2階部分がグループホームとして使われているということです。
現場は長崎市の観光地、オランダ坂の通りに面した場所にあります。
グループホームの隣の病院にいたという長崎市の56歳の男性は「大きな煙があがっていて驚きました。夜間はスタッフも少ないのでこわいです」と話していました。
長崎市によりますと、火災のあったグループホーム「ベルハウス東山手」は、認知症の人たちなどが入所する施設で、定員は9人だということです。
Download (PDF, Video)