(2月3日 23時29分)
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無免許運転の罪で有罪判決が確定した広島県議会議員のリコール、解職の是非を問う住民投票が行われ、開票の結果、賛成票が過半数を占めてリコールが成立し、この議員は失職しました。
総務省などによりますと、都道府県議会議員のリコールが成立するのは、全国で初めてだということです。
広島県議会の正木篤議員は、無免許運転の罪で有罪判決が確定し、県議会から２度の辞職勧告を受けましたが、これに応じなかったため、正木議員の地元の住民グループが去年１２月、正木議員のリコール、解職の是非を問う住民投票の実施を請求しました。
住民投票は３日、広島市安佐北区の有権者を対象に行われ、即日開票の結果、正木議員のリコールへの賛成が４万５８１２票、反対が１９６９票で、賛成票が有効票の９６％を占めてリコールが成立し、正木議員は失職しました。
総務省などによりますと、都道府県議会議員のリコールが成立するのは、全国で初めてだということです。
住民投票の実施を求めてきた住民グループの代表の梅田千秋さんは「念願がようやく達成してうれしく、安どしています。
不正は絶対にたださないといけないという思いでがんばってきた証しだと思います」と話していました。