北海道東部で震度5強
(2月3日1時13分)
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2日夜遅く、北海道東部の十勝地方を震源とする地震があり、釧路市などで震度5強の揺れを観測したほか、北海道の太平洋側など、広い範囲で震度5弱を観測しました。
気象庁は、揺れの強かった地域では土砂災害や雪崩などの危険性が高くなっているので、今後の余震に十分注意するよう呼びかけています。
2日午後11時17分ごろ、北海道十勝地方中部を震源とする地震があり、釧路市と根室市、それに浦幌町で震度5強の揺れを観測しました。
また、震度5弱を帯広市など北海道太平洋側の広い範囲と青森県東通村で観測したほか、震度4を北海道函館市や北見市、青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市などで観測しました。
このほか、北海道、東北、関東甲信越、静岡県、それに石川県で、震度3から1を観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁の観測によりますと、震源地は北海道十勝地方中部で、震源の深さは108キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.5と推定されています。
気象庁は、「揺れの強かった地域では土砂災害や雪崩、落雪、それに住宅の倒壊の危険性が高くなっているので、今後の余震に十分注意してほしい」と話しています。