コウノトリの愛称「コウくん」に

4月24日20時9分

千葉県野田市で飼育されている国の特別天然記念物コウノトリのつがいの名前が小学生の応募の中から「コウくん」と「コウちゃん」に決まりました。

野田市は国の特別天然記念物コウノトリの自然への放鳥を目指して去年１２月からつがいの飼育を始めていて、ことし２月から一般に公開しています。
市は市民により親しんでもらおうと市内の小学生につがいの名前を募集し４８００人から応募がありました。
その結果最も多く寄せられた名前の、オスは「コウくん」メスは「コウちゃん」に決まりました。
飼育施設によりますとつがいは今月に入って枝や枯れ草を運んで本格的に巣作りをするなど、産卵の準備を始めているとみられるということです。
またお互いに羽繕いをするなど仲も良く、来月いっぱいが繁殖期に当たることから、名前が決まったことを機に、ひなの誕生にも期待が高まっているということです。
飼育員の武田広子さんは「名前をつけてもらえたことでより多くの人に親しんでもらえると思います。無事に産卵してひなが巣立ってくれるよう見守っていきたいです」と話していました。

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