東京メトロ駅員精算金約１００回着服

3月8日23時28分

東京メトロに勤務する２４歳の駅員が、客から受け取った運賃の精算金をおよそ１００回にわたり着服していたことが分かり、会社では駅員を近く処分することにしています。

東京メトロによりますと、２４歳の男の駅員が去年１月から先月までの間に、恵比寿駅や六本木駅の改札で、客が乗り越した運賃の精算の際に受け取った金など、合わせておよそ１００回にわたって着服していたということです。
総額は分かっていませんが、着服額は１回当たり最大で２０００円ほどだということです。
駅員は先月２３日に別の駅員の財布から金が盗まれていた件で、会社の調査を受けていた際に今回の運賃の着服も認めたということです。
駅員は「遊ぶ金ほしさにやった。飲食やパチンコに使った」と話しているということで、東京メトロでは近く駅員を処分するとともに刑事告訴も検討しています。
東京メトロは「お客さまの信頼を著しく損ない深くおわびします。再発防止に努めます」と話しています。

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