終末期医療や尊厳死を考える集会
4月20日22時38分
末期がんなどで終末期を迎えた人の延命治療を巡って社会的に関心が高まるなか、終末期医療や尊厳死を考える集会が、さいたま市で開かれました。
この集会は、高齢者の生活援助などを行うさいたま市の市民グループが、さいたま市南区で開きました。
集会では、医療の発達によって、末期がん患者などの延命治療について社会的関心が高まるなか、市民グループのメンバーが、仮に延命を望まない場合、自分の意思を家族に尊重してもらうには、事前に十分に話し合って理解し合っておく必要があることを強調しました。
さらに司法書士からは、家族や親族間でトラブルにならないよう本人の意思を「エンディングノート」に記したり、「公正証書」に残したりする方法を説明し、参加者たちが熱心にメモをとっていました。
主催した市民グループの千葉晃一さんは「終末期医療や尊厳死を考えることは、元気なうちにしかできず、さまざまな選択肢があるこということを知ってもらいたい」と話していました。
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