８３歳の母親をはさみで刺した容疑次男逮捕

3月10日23時21分

１０日午後、東京・足立区のマンションで８３歳の母親をはさみで刺したとして４９歳の次男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
母親は病院で死亡が確認され、警視庁は容疑を殺人に切り替えて動機を調べることにしています。

１０日午後５時ごろ、東京・足立区綾瀬のマンションの部屋でこの部屋に住む小松慶子さん（８３）が居間のソファーの上で血を流して倒れているのを１１０番通報を受けて駆けつけた警察官が見つけました。
小松さんは首や胸などを刺されていて、搬送された病院で死亡が確認されました。
警視庁は部屋にいた小松さんの次男で無職の邦紀容疑者（４９）が洋裁用のはさみで母親を刺したと認めたことなどから殺人未遂の疑いで逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べることにしています。
警視庁の調べによりますと、邦紀容疑者はみずから１１０番通報をしていて調べに対して「将来のことで悩んでいた」と供述しているということです。
２人は１０年以上前から一緒に暮らしていたということで、警視庁が動機を詳しく調べています。

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