城壁に満開の桜の映像会津若松・鶴ヶ城

3月10日0時6分

ＮＨＫ大河ドラマ「八重の桜」の舞台、福島県会津若松市の鶴ヶ城で、最新の映像技術を使って、城壁に満開の桜を映し出すイベントが開かれ、多くの人が美しい桜の映像を楽しみました。

これは、東日本大震災と原発事故から２年になるのを前に、会津若松市などが開いたもので、８日の関係者向けに続いて、９日夜、一般市民に公開されました。
鶴ヶ城は、「八重の桜」の主人公、山本八重が新政府軍との戦いで篭城した場所で、最新の映像技術を使った満開の桜のＣＧ映像が城壁に映し出されました。
映像は、去年福島県に贈られた苗木の新しい桜の品種「はるか」が満開の花を咲かせる様子を表現しています。
訪れた人たちは、ドラマのテーマソングとともに５分間映し出された満開の桜の映像を、カメラで撮影したりじっくりと眺めたりして楽しんでいました。
福島市から訪れた男性は「映画を見ているようで、とても迫力があってよかったです」と話していました。
映像は、１０日も午後６時から３回に分けて映し出されることになっています。

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